小夏 生産者のご紹介
爽やかで、ほんのり甘酸っぱい小夏(ニューサマーオレンジ)は土佐に初夏を告げる風物詩。
日本一の清流・仁淀川水系の山地で採れる土佐固有の香り高い品種を吟味。(農薬不使用)
小夏は岡林農園さんよりいただいています。小夏は大きなジャンルとしては、ニューサマーオレンジ、日向夏と同じ品種と一般にはされておりますが、岡林農園さんの小夏は土佐固有の香り高い「西内小夏」「土佐小夏」「宿毛小夏」といわれる地元高知産の品種です。
【こだわり】岡林農園さんの小夏は、搾汁方式(熱をかけずにキャタピラで押しつぶして搾ります)で果汁にされます。一般に市場に出す小夏は、冬に色づいた果実を収穫せず、木で成らせ、糖度がのってから春から初夏にかけて出荷されます。これは生色の場合には冬場の早いと時期には酸味と風味が強すぎるため甘味が足りず、糖度を乗せることで味のバランスを取ることが好まれるためですが、残念ながらフレッシュ感と風味は減ってしまい、過熟臭がついてしまうことが多々あります。
岡林農園さんでは、果汁を搾汁する際は、色づきはじめたフレッシュそのものの果実をすぐに絞ります。それにより、果実のフレッシュ感や香りの強さがまるごと搾りだされます。1月~2月の収穫したての小夏が、最も香りの高いフレッシュな果汁を生み出すのです。(生食用の収穫は、4月末~5月)
また、岡林農園さんでは市場からの原料供給にたよらず、一軒一軒生産者との契約にもとづいた、栽培から納品までを計画的に行っています。それにより、生産地から搾汁までの鮮度管理を細かく行うとともに、生産者、栽培方法までのトレサビリティも確保しています。